Multiplier Management設定と K7/K8 Multiplierについて

Exit Mode:「Startup」追加:2004/09/23

CrystalCPUIDには、Athlon 64や K7 mobile Athlonのクロック倍率/コア電圧を動的に変更する機能があります。(残念ながらこの機能が使えないM/Bもあります。)

AMD K7/K8 Multiplier は、一時的に倍率/電圧を変更する機能です。低クロック/低電圧で固定運用等の用途はこれだけで事足ります。

Multiplier Management は、あらかじめ設定された3段階の倍率/電圧状態を、CPU使用率に応じて自動的に切り換える機能です。CPUがヒマな時はクロックと電圧を下げて消費電力や発熱を押さえ、パワーが必要な時には通常の処理能力に復帰します。必要ならばトレイアイコンの右クリックから手動で切り換えることもできます。

用途に合わせて上手に使いましょう。

※使用上の注意
AMD PowerNow!(tm) Technologyや AMD Cool'n'Quiet(tm) Technologyとの同時使用はできません。
AMD PowerNow!(tm) Technologyや AMD Cool'n'Quiet(tm) Technology が有効に働いている状態で AMD K7/K8 Multiplier および Multiplier Managementを使用しても期待した結果が得られません。これらは停止させてください。

AMD K7/K8 Multiplier の使い方  ... メインダイアログと Functionメニュー

「Function」メニューから「AMD K7/K8 Multiplier」を選びます。

AMD K7/K8 Multiplier ダイアログ

New Multiplierのプルダウンメニューからクロック倍率を選びます。
全ての倍率が表示されますが、すぐ下に表示されている Maxを超える値は無効です。
設定のたびにこの手順を繰り返すことが面倒と感じる場合は、一番下にあるCreate Shortcut on Desktop ボタンをクリックすると、表示の設定に変更してすぐに終了するCrystalCPUIDのショートカットがデスクトップ上に作成されます。
(作成されたショートカットの例)
このショートカットをダブルクリックするだけで倍率を変更できます。プログラムは常駐せずに終了します。
このショートカットをスタートアップに放り込めば、OS起動時に自動設定されるようになります。

Multiplier Management の使い方  ... メインダイアログと Fileメニュー

「File」メニューから「Multiplier Management Setting」を選びます。

Multiplier Management Setting ダイアログ

当方の試験運用機の設定

設定内容
コア電圧変更 [Enable Voltage] をオン。
倍率/電圧をやや頻繁に変更。 [ Interval Time Max 500ms, Mid 100ms, Min 100ms ]
使用率上昇時には、Min -> Maxに直に遷移。 [ Upボックス ◎Min/Mid->Max ]
使用率下降時には、Max -> Mid -> Min と順番に遷移。 [ Downボックス ◎Max->Mid->Min ]

設定項目について

3段階の動作状態があって、
Maximum
Middle
Minimum
...それぞれの「遷移条件」と「遷移方法」の設定項目があります。

遷移条件の設定項目

Multiplier(FID)(クロック倍率)
CPUの上限倍率を超える設定は無効です。またCPUの動作限界を超える無理な設定はフリーズします。
Voltage(VID)(CPUコア電圧)
Enable Voltage ボタンを押した場合に有効になります。
※一般のK7 Desktop M/Bはこれをサポートしないので実際の電圧は変化しません。
Interval Time(遷移時間間隔)
500msくらいから試してみましょう。
UP Threshold(上昇時使用率)
この状態でこの値を超えたら上の状態へ遷移する使用率を設定します。
Down(下降時使用率)
この状態でこの値を下回ったら下の状態へ遷移する使用率を設定します。

遷移方法の設定項目

Upボックス/Downボックス
使用率上昇時(/下降時)の状態の遷移方法を選択します。

その他の設定項目

Optionボックス
 ・Exit Mode
Multiplier Management動作を停止する際の状態を指定します。
(注)「Startup」はCrystalCPUID起動以前(Boot時)の状態。S3(STR)/S4(STD)からの復帰に対応。
 ・Wait Time
電圧/倍率共にアップ時の電圧UP変更後 倍率UP変更するまでの遅れ時間を指定します。
 ・Colorful Icon
チェックすると動作状態に応じてトレイアイコンの色を変化させます。

タスクトレイアイコンと Quick Multiplier

CrystalCPUIDのトレイアイコンを左クリックすると、メインダイアログを 表示/非表示 します。
また、右クリックすると手動で状態を変更するQuick Multiplierメニューが表示されます。

左クリック:
メインダイアログの表示/非表示
右クリック:
Quick Multiplierメニュー表示

右クリックメニュー

Quick Multiplier
Maximum, Middle, Minimum, Startup それぞれの状態に遷移します。
Multiplier Management
設定使用率による設定倍率/電圧の自動的な状態遷移を 開始/停止 します。
Show/Hide Main Dialog
メインダイアログを 表示/非表示 します。トレイアイコンを左クリックすることと同じです。
Exit
CrystalCPUIDを終了します。

Multiplier Management 関連の CrystalCPUID の起動時オプション

使い方:
CrystalCPUIDのショートカットを作成、そのプロパティの「リンク先」に半角スペース空けつつ追記。
/CQ
Multiplier Management開始状態で起動します。
/HIDE
メインダイアログを非表示な状態で起動します。
/K7D
K7 Desktop Voltage Tableで電圧表示します。( .ini の K7DesktopVoltage=1 と同じ)
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