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できるかな? PowerNow!™
”K7 Desktop M/Bで PowerNow!™Softwareを動作させる試み(for Win2k)”
PowerNow!™ とは
AMD PowerNow!™ Technologyとは、プロセッサメーカーである Advanced Micro Devices(以後AMD)が、自社のmobile CPUを搭載したモバイルPCのために用意したパワーマネージメント機能です。
重い作業などで CPU負荷率が高い状態ではCPU本来の処理速度を維持して対応しますが、負荷率が低い作業時にはクロック倍率とコア電圧を下げて無駄な電力の消費を抑えます。バッテリー依存のモバイルPCでは必須とも言えます。
本来はバッテリーライフを延長するためのテクノロジーですが、消費電力の減少はCPUの発熱や冷却装置の騒音の低減にも寄与します。AMDはAthlon64を搭載したデスクトップPCのためにCool'n'Quiet™ Technologyなるパワーマネージメント機能も提供していますが、名称が表わすようにこれを狙ってのことです。仕組みはPowerNow!™と同じです。
『K7 デスクトップPCでもこのテクノロジーでクールに構築したい』と誰しも考えることでしょう。しかし、mobile K7用に提供されている AMD PowerNow!™ Softwareは、AMD製 mobile CPUを使用しても、市販されている普通のK7 Desktop M/Bでは動作しません。(※1)
本稿ではPowerNow!™の仕組みを理解することで手持ちのSiS735搭載K7 Desktop M/Bに対策を施し、AMD謹製の mobile K7用 PowerNow!™Software for Windows 2000 を動作させることを試みます。
- もうひとつのPowerNow!™ -- Multiplier Management --
- CrystalCPUIDのMultiplier Management機能はPowerNow!™には無い自由な設定でパワーマネージメントできます。こちらもあわせてご検討ください。
- 補足1 -- mobile K7のPowerNow!™動作に向かないチップセット --
- mobile K7でPowerNow!™を実現するには、チップセットに『FID/VID Change Cycleの検出とそれに対応する Bus Disconnectの実行』の機能が必要です。
- PowerNow!™は元々モバイルPCのための機能ですから、デスクトップPC向けのチップセットがこれをサポートしていなくても仕方ありません。CrystalCPUIDで倍率変更できないM/B、例えばnVIDIA社のnForceおよびnForce2採用M/B等はこの機能を持っていないため、本稿の改造を施してもPowerNow!™は動作しません。
- ※1 例外もある。以下は旧mobile K7でPowerNow!™ Softwareが動作するM/Bの例。
- ECS K7S5A+ (Win2k:拡張CPUID[780]のモバ皿Aまで, WinXP:FSB100のモバ皿Aまで)
- ECS K7S5A (拡張CPUID[761]のFSB100のパロミノ mobile Athlon 4 1000 まで)
- ASRock K7S8XE+ (拡張CPUID[761]のFSB100のパロミノ mobile Athlon 4 1000 まで)
- ただし、これらにおいても倍率のみの変化に留まり、コア電圧は対応しない。
- 2005/07 PowerNow!対応を謳うGeode NX専用M/B: Tyan Tomcat K7M ( S2498AGN/S2498AGNN )発売。
- ついに出た!Geode NX専用M/B。Geode NX1750@14WのみのPowerNow!対応と思われるが、何にしても待望のSOFTVID制御による動的電圧変更サポートのデスクトップ向け(?)M/B。
- 作成履歴
- 2004/08/21 公開
- 2005/07/27 Geoge NX専用M/B、Tyan Tomcat K7Mの件を追記
- 2005/09/17 補足1を追記
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